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自転車のちょっとしたことを書くブログです

AQUOS Sense4 liteとTiakiaのスマホホルダーPB04-ACとの相性を調べる

Tiakiaのスマホホルダー PB04-AC は、スマートフォンの四隅を押さえることでスマホを固定する仕組みです。
したがって、四隅に近い位置にボタンがあるスマホをこのホルダーに装着すると、ボタンがホルダーと干渉することによって、そのボタンが押され続ける可能性があります。

AQUOS Sense4 liteは、右上の角に近いところに音量変更ボタンがあるので、このホルダーに装着すると、音量変更ボタンの上端が押され続けてしまいます(常に音量が最大になってしまう)。*1

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スマホのケースを付けていない状態でもボタンは押される)

これを防ぐための一つの方法は、スマホの四隅を押さえる爪のような部品の内側に、スペーサー的なもの(詰め物になるもの)を入れることです。
そうすれば、音量変更ボタンと干渉しない位置で固定できます。
詰め物の厚さは3-4mm程度あれば足ります。

そのような詰め物の作り方は色々ありうると思いますが、私は、爪の部分に平たいゴム製バンドを巻き付けて、結束バンドで止めるというやり方をとってみました。

ゴム製バンドとして使ったのは、DAISOで売られている「荷台用ゴムバンド」です。

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このゴムバンドを爪の部分に2~3周ぶん巻き付け、結束バンドで括ります。

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この処理を、スマホホルダーの4個ある爪のうち上側の2個で行います。

そのようにすると、巻き付けたゴムバンドが詰め物となり、装着したスマホは数ミリぶん下に下がって留まるようになるので、AQUOS Sense4 liteの音量変更ボタンとの干渉を防ぐことができます。

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*1:AQUOS Sense4や、AQUOS Sense4 basicも同じかもしれません。筆者はそれらの実物を見たことがありませんので未確認です。

記事にするほどでもないミニ情報(1)


〈目次〉


Apple Watchの「ワークアウト」アプリで、サイクリング中の信号待ちなどの一時停止と、走行の再スタートを自動で検知するための設定方法

iPhone側のWatchアプリの設定画面で、ワークアウト→自動一時停止と進み、「自動一時停止」の右側にあるスライド式スイッチをオンにして、かつ「サイクリング」の右側にあるスイッチもオンにします。

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こうしておくと、ワークアウト中(サイクリング中)の一時停止と再開(再び走り始めること)をApple Watchが自動で検知し、ワークアウトの記録の一時停止と再開を自動でおこなってくれます。*1

CATEYEのC-2クリップはTOPEAKのエアロウェッジパック(Lサイズ)に取り付けられる

TOPEAKのサドルバッグ「エアロウェッジパック」には、蓋のところにテールライトなどを取り付けるためのホルダーが縫い付けられています(布が二重になっている部分)。エアロウェッジパックのLサイズの場合、CATEYEC-2クリップもここに取り付けることができます(Lサイズ以外の場合は試していないので不明です)。

なお、C-2クリップの寸法は下記のとおりです。

  • 縦の長さ:6cm
  • 横幅の最大値:2.4cm
  • 板の厚み*2:約1mm

縦が6cm未満で、横幅が2.4cm以上ある厚めの布などであれば、C-2クリップで完全に挟み込むことができると思います。

ミノウラのボトルケージホルダー SBH-80 を取り付けるために必要な工具

サドルへのSBH-80の取り付け、および、SBH-80にボトルケージを取り付ける箇所に使うネジを締めるために、3mmの六角レンチが必要です。*3

ボントレガーのキックスタンドが走行中に振動する場合の対処法

スタンドの長さ調節をするためのボルト(スタンドを特定の長さで固定するためのボルト)が、キックスタンドの中央辺りの裏側に付いており、これが緩むことで振動している場合があるので、このボルトを締める。

例えばBontrager Adjustable Integrated Rear Mount Kickstandの場合は、その方法で振動しなくなりました(2mmの六角レンチが必要)。

*1:一時停止および再開を検知したときには、Apple Watchの振動や音声で通知が来ます。

*2:製品全体の厚みは最大で1.2cmぐらいあります。

*3:SBH-80の購入は2020年10月時点です。その後のモデルチェンジによりネジの仕様が変わる可能性はあります。

PanasonicのU字ロック SAJ080 を収納できるサドルバッグ・フレームバッグ

PanasonicのU字ロックであるSAJ080を入れることができるサドルバッグ・フレームバッグを紹介します。
いずれも、筆者が実使用したものです。

SAJ080の寸法については別の記事をご覧ください。

TOPEAK Aero Wedge Pack Lサイズ

TOPEAKのサドルバッグ「エアロウェッジパック」には、容積を拡張できる「エクスバンド機構」という機能があります。これは、バッグの中ごろにあるファスナーを開くことで容積を大きくする機能です。
「エアロウェッジパック」のLサイズにおいて、この機能を使っている状態であれば、SAJ080を入れることができます(分解していない状態で入ります)。開口部のファスナー開閉も可能です。

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(このように斜めにしたほうが出し入れしやすいですが、水平にしても出し入れはできます。縦にすると入りません)

なお、TOPEAKの“Aero Wedge Pack”は、サドルへの固定方法を異にする2つのバージョンがあるようですが(ストラップマウント式と、クイッククリック式)、筆者が使っているのはストラップマウント式の方です。

ROCKBROS AS-018

ROCKBROSのフレームバッグ AS-018 に、入ります。*1

AS-018を横から見た形は五角形で、前方から1/4あたりが最も高さがあり(最大16cm)、そこから離れるにつれて細くなっています。*2
SAJ080を立てた形にすれば、AS-018の前方にも後方にも入れることができます(それ以外の向きでは入りません)。
高さが16cmある前方に入れるほうが、出し入れの動作はしやすいです。

*1:外見が似ているAS-043とは別のモデルです。

*2:商品の画像と各部のサイズはこちらを参照。

PanasonicのU字ロック SAJ080 のサイズ(重さ以外)と、コンパクトな収納のコツ

PanasonicのU字ロック SAJ080 のサイズ計測結果です。
直線状のロック部分と、U字部分、およびカギのそれぞれを測りました。

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    • 横幅:最大13.1cm
      • ロック部分のみ:13.1cm
      • U字部分のみ:11.2cm
    • 高さ:最大17.6cm(施錠時)
      • ロック部分のみ:4.0cm
      • U字部分のみ:16.5cm
    • 厚み:最大3.2cm
      • ロック部分のみ:3.2cm
      • U字部分のみ:2.0cm
    • 対角線長:最大19cm
    • 施錠時の内径
      • 横幅:7.0cm(ロック部分に接する箇所)~7.4cm(U字のカーブしている箇所)
      • 高さ:12.5cm
  • カギ
    • 横幅:5.5cm
    • 高さ:2.3cm
    • 厚み:0.9cm

鍵穴にカギを挿したままにすると、カギの分で高さが3.3cm増えます。

コンパクトに収納するコツ:ロック部分とU字部分を分ける

解錠した状態でU字部分をロック部分から取り外し、かつロック部分のみで施錠する(カギを回す)と、カギを鍵穴から抜くことができます。この状態になれば、ロック部分/U字部分/カギをそれぞれ別々に保管することができます。*1

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この状態が、最もコンパクトに持ち運べるでしょう。

関連記事

SAJ080を、分解せず施錠した状態で収納できるサドルバッグについて紹介した記事があります。

*1:ただし、施錠をする際は必ずカギが必要です。錠のみでは施錠ができません。

Panaracerの「ワンタッチポンプ」で仏式バルブに空気が入らないときの対処法

パナレーサーの「ワンタッチポンプ」という口金を採用した空気入れ(例えばBFP-02AGEZ2など)で仏式バルブのチューブに空気を入れようとしたときに起こりがちな問題は、

取扱説明書(PDF)に書いてある手順で口金をバルブに差し込むと、口金が固定されず(ときには口金が傾むき)、そこから空気が漏れ、そのままこの空気入れのハンドルを押し下げても空気が入っていかない。

ということであろうと思います。

この問題を解消し、正しく空気を入れるための操作手順がAmazonレビューに掲載されていましたので、紹介します(下記)。私はこの手順に従うことで、正しく空気を入れることができました。

仏式バルブに差し込む時に、
1. ポンプヘッドの逆側(灰色プラスチック側、英式側)を指で押さえながら、
2. 青色プラスチック側の中へ仏式バルブを「十分に奥まで差し込んで」、
3. 最後にポンプヘッドの中身をスライドさせる(灰色側が出っぱり、青色側のプラスチックがバルブを噛む)
というような手順を気をつければ、問題なく使えると思います。そうでない場合、ポンプヘッドが仏式バルブに対して直角にならずに、グラグラして空気が漏れます。

出典:仏式、ポイント「十分に奥まで差し込む」

要するに、ポンプヘッド(=口金)を仏式バルブに押し込み終わるまでは、反対側の英式バルブ口を指で押さえつけて、英式バルブ口が飛び出てこないようにし続けておき、押し込み終わったところで初めてその指を離して、それからポンプヘッド全体を仏式バルブ側へスライドさせる=もう一回押し込むという操作が必ず必要だというわけです。


(写真下側が仏式、上側が英式。押し込み終わるまではこの形を保つ。押し込みが終わったら、英式バルブ口を押さえている親指を離してから、このポンプヘッド全体を仏式バルブの根元方向へもう一回押し込む=スライドさせる)

そのような操作が必要であることは、パナレーサーYouTubeで公開しているこれらの動画からも観て取ることができます。*1

必ず必要な操作は、取扱説明書に漏れなく載せておいてほしいものですね。

*1:ところが、取扱説明書には載っていません。